ちょい(笑)ブログ

まさに名前負け。

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頬のぬくもり

 


 


休日は、君を腕に抱きながら、


遅い朝を迎えるのが、好き。


ゆるやかな午後。


シャンプーの香り。


白い天井。


暖かい枕。


窓から差し込む午後の日差しは、


まるで僕らを外の世界へ誘うかのようで。


それを拒むように、君を強く抱きしめる。


 


 


 


「ちょっと、痛いよ。」


僕の腕の中で、少し怒った様な声。


その声が好きだから、もっと聞きたくて。


力を強める腕。


緩む口元。


暖かい枕と、暖かい気持ち。


愛しい人。


カーテンの隙間をすり抜ける光。


 


 


 


のそのそと起き出し、


ポットのお湯で、紅茶を淹れる。


ジャスミンの香り。


深呼吸。


目を閉じる。


体が新しい空気を欲しがるのを感じ、


ティーカップを片手に窓を開ける。


秋晴れの空。


目を細め見上げると、頬が温かさを感じる。


 


 


 


台風の季節。


昨日までの雨と風が嘘のような空の青に


しばらく見とれる。


ジャスミンの香りに誘われ、左手のティーカップに


視線を落とす。


ゆるやかに湯気を昇らせる、その淵に


口を運ぶ。


まだ熱い。


口元に暖かさを残したまま、また空へ意識を戻す。


 


 


 


空は高い。


街は低い。


マンションの12階。


休日の午後は静かで、


世界から僕だけが切り取られたかのよう。


高みから見渡す街は、まるで地図を見ているかのように


現実感をなくしていた。


だけど。


午後の日差しに、ジャスミンの香りと頬に感じる暖かさは


それだけで僕の世界を確立させている。


 


 


 


君はまだ、ベットの中。


温くなったジャスミンティーを飲み干した。


また眠りを求め、寝室へ足を向け、


戸口から、君を見る。


君が、僕を見る。


交わる視線。


なぜか、初々しさのようなモノを感じた。


君が、紅葉を散らしたかのような照れ笑いを浮かべる。


僕も釣られて、頬を赤く染め、


温もりを感じる。


 


 


 


「どうしたの?顔、真っ赤だよ?」


目を丸くして君が訪ねる。


そうなんだ、


朝から鼻血が止まらない。

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  1. 2007/03/03(土) 20:24:00|
  2. ちょい読み物(笑)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

日本の古い文献なよると

「本当に愛する人に出会ったとき、人は鼻血の海に沈む」

らしいですよ
  1. 2007/03/04(日) 11:15:59 |
  2. URL |
  3. ハラキリ #-
  4. [ 編集]

また鼻血かよw
前も似たようなことなかった?
  1. 2007/03/04(日) 18:51:47 |
  2. URL |
  3. カバチタレ #-
  4. [ 編集]

鼻血なんで朝から出るものなんだねぇΣ(゜□゜;)
  1. 2007/03/04(日) 20:29:47 |
  2. URL |
  3. hinako #-
  4. [ 編集]

実にロマンティックな朝
  1. 2007/03/04(日) 20:38:11 |
  2. URL |
  3. 74 #unfRF2B2
  4. [ 編集]

やっぱりやっぱり、エロい想像してたんでしょ?!
  1. 2007/03/05(月) 10:28:14 |
  2. URL |
  3. jikohin #-
  4. [ 編集]

なんかロマンチックですね♪
  1. 2007/03/06(火) 12:23:17 |
  2. URL |
  3. 8341 #/B4BHbjs
  4. [ 編集]

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